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信頼すること、されること – 仕事における信頼関係の大切さ

仕事をするうえで、「信頼」 というものは欠かせない要素です。
信頼関係が築けていないと、どんなに能力があってもチームとしてうまく機能しませんし、組織が成長することも難しくなります。

最近、仕事の中で社員との信頼関係について改めて考えさせられる出来事がありました。
そこで今回は、「仕事における信頼関係とは何か?」 をテーマに、私自身が感じていることをまとめたいと思います。


信頼できる人、できない人の違いとは?

仕事をしていると、
「この人とは安心して一緒に働ける」
「この人には大事な仕事を任せたい」
と思える人がいる一方で、
「この人の言うことはどこまで本当なのか?」
「なんとなく信用しきれない…」
と感じてしまう人もいます。

では、信頼できる人と、そうでない人の違いはどこにあるのでしょうか?

1. 言っていることとやっていることが一致しているか

信頼できる人は、「発言と行動が一致している人」 です。
例えば、「やります!」と言ったことを、しっかり期限内にやり遂げる。
「お客様を第一に考えます」と言ったら、本当にお客様の立場に立って行動する。
こういう人は、仕事を任せていても安心感があります。

逆に、「口では立派なことを言うけど、実際の行動が伴わない人」 は信頼を得ることができません。
「この人は本当に言ったことを実行するのだろうか?」と思われてしまうと、その時点で信用は揺らぎます。

2. 役割を理解し、果たそうとする姿勢があるか

仕事には、それぞれの役割 があります。
自分の役割を理解し、その責任を果たそうとする姿勢がある人は、信頼されます。

「これは自分の仕事じゃない」「誰かがやるだろう」と、責任を押し付ける人は、周りからの信頼を失っていきます。

弊社でも、各事業部ごとに明確な役割があります。
エステサロン「レイテノール」や「レアフィート」のスタッフは、お客様に直接接し、最高の施術とアドバイスを提供することが使命。
通販部は、全国のお客様にスムーズに商品をお届けし、リピートしてもらう施策を考える。
広報部は、SNSや広告、動画制作を通じて、より多くの方にレイテノールや当社の商品を知ってもらうことが役割です。

それぞれが自分の役割を全うしようと努力しているからこそ、会社は成長していけます。

3. 誰に対しても、一貫した発言・行動ができるか

信頼できる人は、言うことがブレません。
例えば、上司に対しては「この仕事は絶対にやります!」と言いながら、部下の前では「こんなの無理だよ」と言う人がいたら、どう思うでしょうか?

また、会議の場では前向きな意見を言いながら、裏では「本当はやりたくない」と愚痴をこぼしていたら、周りからの信頼はどんどん薄れていきます。

信頼とは、「一貫性」 から生まれます。
どんな場面でも、誰に対しても同じスタンスで接することが大切です。


「信頼される人」 になるには?

仕事をするうえで、「信頼される人」 になることはとても重要です。
では、どうすれば周りから信頼を得ることができるのでしょうか?

私自身が意識していることは、以下の3つです。

1. まずは自分が「信頼する」こと

「信頼される人になりたい」と思うのであれば、まずは自分が相手を信頼することが大事です。
疑いから入るのではなく、「この人ならできる」と期待し、信じること。
社員一人ひとりに対して、「この人の成長を信じよう」と思うこと。

もちろん、すぐに信頼関係が築けるわけではありませんが、「まずは自分から信じる」 ことで、相手も応えてくれるようになります。

2. 任せること、成長を促すこと

会社が成長するためには、社員が自分事として考え、動けるようになること が大切です。
ただ指示を出すだけではなく、任せてみること

これは、日本海軍の山本五十六の言葉でも有名な

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば人は動かじ」

という考え方に通じます。

まずは見せて、しっかり説明し、やらせてみる。
そのうえで、しっかりとフィードバックし、良い点を褒め、課題を一緒に見つけていく。
このプロセスを繰り返すことで、「任された仕事を自分事として捉える」 社員が増えていくのだと思います。

3. 自分の役割を果たし続ける

社員から信頼されるためには、経営者である私自身も**「信頼される人」** でなければなりません。
そのためには、自分が経営者としての役割を果たし続けること。

社員が働きやすい環境を作ること、会社の方向性を明確に示すこと、時には厳しく、時にはサポートしながら、組織として成長していける環境を整えることが、私の役割だと思っています。


信頼関係が組織を強くする

結局のところ、会社の成長には、「信頼できる社員がいること」、そして**「社員が信頼できる経営者がいること」** が不可欠です。

会社が成長するためには、社員の能力を最大限に発揮することが大切ですが、その前提として 「信頼関係」 がしっかりと築けているかどうかが重要です。

これからも、社員との信頼関係を大切にしながら、一緒に会社を成長させていきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

レイズ&カンパニー株式会社 代表 杉山巨樹のブログ

杉山 巨樹
杉山 巨樹レイズ&カンパニー株式会社 代表取締役
レイズ&カンパニー株式会社 代表取締役
2010年3月より妻と2人で藤沢駅南口にエステサロンレイテノール開業。
2014年3月レイズ&カンパニー株式会社設立。発毛サロン開業(発毛協会理事長歴任、現在は廃業)、Youtube編集、ECサイトの運営、足技コルギ開業、鰻の成瀬FC加盟(現在3店舗)、レンタル撮影スタジオの運営など他業種に携わる。座右の銘は「人間万事塞翁が馬」。

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