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決断を早くするために心がけていること

こんにちは、杉山巨樹です。
今日は、私が普段意識している「決断の速さ」についてお話ししたいと思います。経営者として、日々さまざまな場面で意思決定を迫られます。時には一瞬で判断が必要なこともあれば、じっくり考えるべき場面もあります。その中で、よく「杉山さんは決断が早いですね」と言われることがあるのですが、これには私なりの理由があります。今回は、私が決断を早くするために心がけていることをお伝えします。


1. 決断を早くするために重要な「優先順序」

私が普段から特に意識しているのは、「優先順序」です。これは、仕事だけでなく日常生活においても非常に重要だと思っています。

意思決定の場面では、目の前の課題や選択肢がいくつも存在します。その中で、どれを優先すべきかを瞬時に見極めることが、決断の速さに直結します。私は常に、頭の中で「これが最も重要なことか?」と問いかけながら考えています。

具体的には、次のような基準で優先順位をつけています:

  1. 会社全体に与える影響が大きいかどうか
    • 例えば、新しい事業に関する決定や、社員全体に影響を及ぼす方針の変更など、広範囲に影響を与えるものは最優先事項です。
  2. 実行することで目標に近づくかどうか
    • 経営者として、短期的な利益だけでなく、長期的なビジョンにも影響するかを考えます。
  3. 取り返しがつかない可能性があるかどうか
    • 判断が遅れることで取り返しがつかなくなるリスクがある場合、その決定を優先します。

このように、常に「優先度の高いものはどれか」を明確にすることで、迷わず決断を下せるようにしています。


2. 悩む時間を減らす「割り切り」の考え方

決断の速さには、「どちらにしても大丈夫」という割り切りの精神も欠かせません。多くの場合、選択肢のどちらを選んでも、最終的には成功に結びつけることが可能です。このことを理解しているからこそ、私は必要以上に悩む時間を短縮できています。

もちろん、すべての選択肢が完全に等しいわけではありません。ただし、多くの決断は「どちらに転んでも、それなりの結果になる」ものです。たとえば、プロジェクトの進め方をA案にするかB案にするか、広告予算をどこに振り分けるか、といった日々の判断はその典型です。

私が重要視しているのは、「選んだ道を正解にする」という視点です。決断した後にその選択肢を成功へ導く努力を惜しまなければ、最終的にはどちらを選んでも上手くいくことが多いのです。そのため、迷う時間を減らし、「今、自分が考える最善」を早く選ぶようにしています。


3. 決断を早くするための日々の習慣

決断の速さは、一朝一夕で身につくものではありません。それを可能にするのは、日々の小さな積み重ねだと感じています。私が具体的に実践している習慣をいくつか紹介します。

常に考え続ける

優先順位をつける能力は、突発的に鍛えられるものではありません。私は普段から、仕事や生活の中で「これが本当に重要なことか?」と自問する癖をつけています。たとえば、毎朝、その日のタスクをリストアップし、「どれを先にやるべきか」を考えるだけでも、優先順位をつける力は向上します。

小さな決断をスピーディーに行う

日常の小さな決断もスピードを意識しています。ランチを何にするか、メールの返信をいつにするか、といった些細なことでも「迷わない」ことを心がけています。これを続けることで、より重要な決断の場面でも素早く動けるようになります。

過去の成功と失敗を振り返る

これまでの決断の中で、成功したもの、失敗したものを振り返ることも重要です。自分がなぜその決断をしたのか、結果はどうだったのかを分析することで、次の意思決定に活かすことができます。


4. 決断の速さが生むメリット

決断を早くすることで得られる最大のメリットは、行動までの時間が短縮されることです。判断に時間をかけすぎると、次のアクションに移るタイミングが遅れ、結果的にチャンスを逃すリスクが高まります。

また、経営者として決断の速さは、周囲の信頼にもつながります。社員や取引先から「この人に相談すればすぐに答えが返ってくる」と思ってもらえることで、会社全体の動きもスムーズになります。意思決定が遅れることで、関係者全体の動きが止まるのを防ぐためにも、私は「速さ」を重視しています。


5. 悩むべきときには悩む覚悟も持つ

ただし、すべての決断を速くするべきとは限りません。中には、時間をかけて慎重に検討する必要があるものもあります。たとえば、新規事業の立ち上げや大規模な投資案件などは、短期的なスピードだけでなく、長期的な視点で慎重に判断するべきです。

私が意識しているのは、「どの決断が速さを求められるもので、どの決断が時間をかけるべきか」を見極めることです。このバランスを取ることが、経営者としての重要な役割だと感じています。


まとめ

「決断が早い」と言われる私ですが、それは単なる性格や直感だけではなく、日々の習慣や優先順位を意識する姿勢から生まれています。常に「何が最も重要か」を考え、必要以上に悩まず、自分の選択を正解にする努力を怠らない。このような考え方が、決断の速さにつながっているのだと思います。

これからも、スピード感を持ちながら、慎重さも忘れずに、最善の決断を続けていきたいと思います。この記事が、読者の皆さんの意思決定の参考になれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

レイズ&カンパニー株式会社 代表 杉山巨樹のブログ

杉山 巨樹
杉山 巨樹レイズ&カンパニー株式会社 代表取締役
レイズ&カンパニー株式会社 代表取締役
2010年3月より妻と2人で藤沢駅南口にエステサロンレイテノール開業。
2014年3月レイズ&カンパニー株式会社設立。発毛サロン開業(発毛協会理事長歴任、現在は廃業)、Youtube編集、ECサイトの運営、足技コルギ開業、鰻の成瀬FC加盟(現在3店舗)、レンタル撮影スタジオの運営など他業種に携わる。座右の銘は「人間万事塞翁が馬」。

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