さぁノーファンデーションでいきましょう!

「本物」を感じた1週間

週次の社長ブログです。
その週の出来事を中心に、私が経営の現場で感じたこと、思考したことを等身大の言葉で綴ります。

今週は、私たちのサロンにとって少し誇らしいニュースと、経営者として身の引き締まる学び、この二つが重なった非常に濃い一週間でした。

まずは、サロンの現場から。
私たちの技術と理論の要である奈津子先生に、某テレビ局から「美肌家」としての出演依頼をいただき、その撮影が行われました。

普段、現場でお客様と向き合うことを何より大切にしている奈津子先生ですが、ご本人はなかなかテレビに出る機会もないため、出演が決まった当初から少し緊張気味でした。プロとして、撮影当日に“過去最高の肌”を持っていくために、コンディション作りを逆算して整えていた矢先のことです。 あいにく数日前から体調を崩してしまい、その影響がダイレクトに肌に出てしまいました。「肌の調子も落ちてしまった…」と、鏡を見て一時は落胆していたのです。

普通なら、ここで気持ちが下がって終わりかもしれません。 しかし、ここからが奈津子先生の、そして私たちが提唱するメソッドの真骨頂でした。

「これは、むしろチャンスだ」

彼女はそう気持ちを切り替えました。 “体調不良で調子が落ちた状態から、いかに最短で、効率よく、肌を復活させることができるのか?” これを自分自身の肌で実験し、証明する絶好の機会だと捉え直したのです。

気合いや根性でなんとかするのではなく、私たちの持つ「理論」と「正しい手順」に則って、淡々と、しかし確実にコンディションを立て直していきました。 この「切り替えの速さ」と、誰がやっても結果が出る「再現性」。これこそが、奈津子先生の強さであり、レイテノールが目指している“綺麗の作り方”の本質です。

当日はスタッフの南さんと秋濱さんも同行して見学しましたが、戻ってきた二人は興奮気味に口を揃えて言っていました。 「社長、奈津子先生のお肌が、現場のどの芸能人の方々よりも綺麗に見えました。私たち、誇らしかったです」と。

身内びいきと言われたらそれまでですが(笑)、毎日肌を見ているプロのスタッフが現場でそう感じるほどの仕上がりだったということです。

「中の中」という評価の裏にある自信

撮影後、奈津子先生に感想を聞いてみました。すると、これまた彼女らしい返答が返ってきました。

「芸能人の方は、オーラもあって造形も美しくて、もちろんとってもお綺麗だった。でも“お肌”だけで言ったら、レイテノールに通ってきてくださるお客様の方が綺麗。うちのサロン的には……中の中、といったところかな(笑)」

相変わらず評価が辛口です。「中の中」なんて、なかなか言える言葉ではありません(笑)。 でも、私はこの言葉がすごく好きです。

なぜなら、これが私たちの目指す世界観そのものだからです。 レイテノールの存在意義(ブランドアイデンティティ)は、「お客様が安心して年齢を重ねる理由になること」。ここに尽きます。

芸能人のような特別な環境や、特別な遺伝子がなくてもいい。年齢を重ねていても関係ない。 流行りや雰囲気に流されるのではなく、理屈を土台にした“正しい知識”と“正しい製品”を使って手をかければ、肌はちゃんと応えてくれる。 その事実を、私たち自身が一番信じているからこそ出る言葉だと思うのです。

「肌は変わらない」ではなく、「肌は変えられる」。
ただし、そこには根拠が必要で、続けられる仕組みが必要で、何より“本人が安心できる”ことが必要です。 私たちはこの当たり前を、これからもまっすぐにやり続けたいと、改めて強く思いました。

そしてもう一つ、今週は経営者として大きな気付きを得る機会がありました。
来期から税務顧問をお願いすることになりました古田土会計事務所さんの経営計画発表会に、執行役員の横川さん、通販部部長の勝亦さんと共に参加させていただきました。

私も、創業して16年になりますが、第6期からは独学で経営計画書を作成し続けてきました。 セミナーに参加したり、本を読んだりしながら、「良い会社を作るためのツール」として必須だと信じて、毎年魂を込めて作ってきました。 その中で、少しずつ形になってきた自負もありました。
実際、今回拝見した古田土会計事務所さんの経営計画書と、私たちが作ってきたものは、構成や方向性という意味では非常に似ている部分が多くありました。

「自分たちがやってきたことは、間違いではなかったんだ」 そう再確認できたことは大きな収穫でした。しかし、同時に痛感したことがあります。 それは圧倒的な「完成度」の差です。

方向性は合っていても、その深さ、緻密さ、そして徹底度において、ある種の「完成形」がそこにありました。 私たちには、まだまだ改善の余地がある。もっともっと良くしていける伸び代がある。そう強く感じさせられました。

そして、会の目的自体には違いを感じました。
古田土会計事務所さんは、300名以上と思われる顧問先の方が参加されており、ある意味で彼らの商品である「経営計画書」の有効性を証明する商品説明会的な要素が強い。これはビジネスとして見事なモデルです。

一方で、弊社の経営計画発表会は、「働く人の仕事に対する想いを発表する場」であり、それを見てくださる銀行様をはじめとする関係者の皆様が「この会社を応援したい」と思ってくださるような場にしたいと考えています。

主旨は違いますが、そこから学ぶべき本質は共通していました。
特に印象的だったのは、古田土会計事務所で働く社員の方々の空気感です。 「会社に対して感謝の気持ちを持っている」 「自分も会社の一員として、共に働く人たちに貢献したいと思っている」 そんな想いが、言わされているのではなく、自然な態度として滲み出ていました。

なぜ、そこまでの信頼関係が築けるのか。 それは、会社が社員を大切にする姿勢を、言葉だけでなく“形”にしているからだと感じました。

「待遇を良くする」というスローガンで終わらせない。 数字で目標を明確にし、現状の数値を包み隠さず公表し、「ここを目指す」と高らかに宣言する。 そして、それを実行する。

だから信頼が積み上がるのです。信頼があるからこそ、社員が腹を決めて協力できるのです。 ものすごくシンプルですが、これをやり切るのは本当に難しいことです。

お客様に貢献できる企業でありたい。これは企業として当然の願いです。
でも、お客様への貢献は、社員の協力なしでは絶対に成立しません。 その社員が会社を信じ、「お客様のために動こう」と思える源泉は何かといえば、結局のところ、トップの姿勢と行動に集約されるのだと、改めて突きつけられた気がします。

思考と行動が一致しているか。 ここがズレていれば、社員は必ず見抜きます。 逆に、ここが一致していれば、多少不器用であっても信頼は積み上がっていくはずです。

弊社の経営計画発表会も、2026年3月9日に控えています。

私は、社員のみんなに「この会社なら大丈夫だ」と信じてもらえる会にしたい。 そして、関わってくださる皆さまに「これからも応援したい」と思っていただける会にしたいです。

そのために必要なのは、派手な演出でも、うまいスピーチでもありません。 日々の積み上げと、誠実な姿勢と、やり切る行動。 結局、すべてはそこに戻ってくるのだと思います。

今週の二つの出来事は、一見違う話のようで、私に同じ真理を教えてくれました。

「理屈を土台に、再現性のある結果を出すこと」 「信頼は、姿勢と行動の一致から生まれること」

肌づくりも、組織づくりも、本質は同じです。 この二つを、来週も、来月も、来期も、淡々と積み上げていきたいと思います。

それでは、また来週。

レイズ&カンパニー株式会社 代表 杉山巨樹のブログ

杉山 巨樹
杉山 巨樹レイズ&カンパニー株式会社 代表取締役
レイズ&カンパニー株式会社 代表取締役
2010年3月より妻と2人で藤沢駅南口にエステサロンレイテノール開業。
2014年3月レイズ&カンパニー株式会社設立。発毛サロン開業(発毛協会理事長歴任、現在は廃業)、Youtube編集、ECサイトの運営、足技コルギ開業、鰻の成瀬FC加盟(現在3店舗)、レンタル撮影スタジオの運営など他業種に携わる。座右の銘は「人間万事塞翁が馬」。

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