こんにちは、レイズ&カンパニー株式会社の杉山巨樹です。
2月13日~15日にかけてネッツトヨタ南国さんの企業視察に行ってきました。
日本で「大切にしたい会社」として選ばれ、倫理的な経営を実現している企業 ということで、以前から非常に関心を持っていました。
私自身、毎年経営計画書を作成し、会社の理念や方向性、価値観を明確にしています。
しかし、それをどのように「従業員と共有し、実際の経営に活かすか」 という点において、まだまだ課題が多いと感じていました。
今回の研修では、「企業としての理想」 と 「従業員の幸福度」 の関係について多くの気づきを得ることができました。
特に、ネッツトヨタ南国の横田相談役 のお話には強く共感する部分がありました。
1. 理想を持つことの大切さ
横田相談役のお話の中で、特に印象に残ったのが、「理想がなければ、解決すべき問題も見つからない」 という言葉でした。
✔ 企業が成長するためには、現状と理想のギャップを明確にすることが重要
✔ そのギャップこそが「解決すべき課題」であり、成長の原動力となる
✔ 理想がなければ、そもそも「何を改善すべきか」が見えてこない
これは、私自身の経営スタイルにも当てはまると感じました。
経営理念を掲げることは大切ですが、それが「実際の行動に落とし込まれているか?」 という視点が必要だと改めて考えさせられました。
2. 「従業員を大切にする」とは何か?
従業員を大切にすると聞くと、どうしても
✔ 給与を良くする
✔ 休日を増やす
✔ 福利厚生を充実させる
といった「目に見える待遇」を良くすることに意識が向きがちです。
しかし、ネッツトヨタ南国では、「目に見える満足度」だけでなく、「目に見えない幸福度」を大切にしている という考え方がありました。
✔ 「この会社に勤めて良かった」 と思える環境づくり
✔ 従業員同士が認め合い、成長し合える文化 をつくる
✔ 自分の特性を活かして働ける職場 を提供する
これはまさに、本当の意味での「従業員の幸福度」 ではないかと感じました。
3. レイズ&カンパニーの経営理念との共通点と課題
レイズ&カンパニーの経営理念は、
「関わる人たちが明るく充実した人生を送るお手伝いをする」 というものです。
ここでいう「関わる人たち」とは、
✔ 従業員
✔ 従業員の家族
✔ お客様
✔ 取引先
を指しています。
しかし、今回の研修を通じて、「従業員の幸福度」 についてはまだまだ課題が多いと痛感しました。
✔ 給与や休日の改善などはある程度進められている
✔ しかし、社員同士の「共感」や「感謝」が浸透しているか?
✔ 「この会社にいて良かった」と思える文化が十分にできているか?
この点について、今後より深く考え、行動に移していく必要があると感じました。
4. 具体的に取り組みたいこと
今回の視察を終えて、レイズ&カンパニーとして以下の取り組みを強化していきたいと思いました。
(1)共感・感謝を育む社内文化づくり
✔ 事業部間の交流を増やし、お互いの仕事を理解する機会を作る
✔ 1on1ミーティングを活用し、社員の思いを聞く場を増やす
✔ 経営計画書の内容をより具体的に伝え、社員の共感を得る
(2)従業員に貢献できる仕組みづくり
✔ 社員のキャリアパスを明確にし、成長できる環境を提供
✔ 働く意義を感じられるよう、経営理念の実践を強化
✔ 社員が主体的に考え、行動できる組織文化を育てる
(3)経営者としての覚悟を持つ
✔ 「会社がどうあるべきか」を明確に示し、揺るぎない軸を持つ
✔ 従業員一人ひとりと向き合い、成長をサポートする
✔ 企業の成長と従業員の幸福を両立する方法を追求
5. まとめ – 企業の成長は「従業員の幸福」から
今回のネッツトヨタ南国の視察を通じて、企業の成長の本質は「従業員の幸福度」にある ということを強く感じました。
✅ 理想を持ち、そのギャップを課題として解決していくこと
✅ 目に見える待遇だけでなく、目に見えない幸福度を高めること
✅ 従業員同士が認め合い、成長できる文化をつくること
これは、レイズ&カンパニーが目指す経営理念にも通じる部分が多く、改めて「どのように実践するか」を深く考えるきっかけとなりました。
「会社にとっての成長」と「従業員の幸福度」をどのように両立させていくか。
この課題に向き合いながら、経営者としての覚悟をさらに強く持ち、行動していきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!レイズ&カンパニー株式会社 代表 杉山巨樹のブログ
2010年3月より妻と2人で藤沢駅南口にエステサロンレイテノール開業。
2014年3月レイズ&カンパニー株式会社設立。発毛サロン開業(発毛協会理事長歴任、現在は廃業)、Youtube編集、ECサイトの運営、足技コルギ開業、鰻の成瀬FC加盟(現在3店舗)、レンタル撮影スタジオの運営など他業種に携わる。座右の銘は「人間万事塞翁が馬」。
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